
Studioはコードを書かずに、ブラウザの画面で部品を並べてホームページを作り、そのまま公開できる日本製のノーコードWeb制作ツールです。
Studio株式会社の2026年7月の発表では、ユーザー数は90万人を超え、東京商工リサーチの調べ(2025年12月末時点)で「ノーコードCMS 国内利用数No.1」とされています。
この記事ではStudioでホームページの制作と公開後の運用をしているMacminol株式会社が、Studioのユーザー数と導入実績、できること、メリットとデメリット、料金を順にまとめます。
最後に会社のホームページをStudioで作るかどうかの判断の目安と、よくある質問も載せました。

Studioのユーザー数と導入実績
ユーザー数は90万人を超える
Studioのユーザー数は2026年7月の発表で90万人を超えています。この記事の旧版では2024年5月時点の数字(利用者数45万人以上・制作されたサイト10万件以上)を載せていましたが、2年ほどで倍に近い規模になりました。
数字はStudio株式会社の発表のたびに更新されるので、最新の値は公式サイトとプレスリリースで確かめてください。
大手企業の導入事例
Studioの公式サイトには大手企業がStudioに切り替えて成果を出した事例が載っています(2026年10月時点)。
企業 | 使い方 | 公式サイトに載っている成果 |
|---|---|---|
東急株式会社 | 採用サイトのリニューアル | 1〜2ヶ月かかっていた修正が、社内の確認だけで最短1〜2日に |
オムロン株式会社 | Webサイトの制作 | サイト制作の工数を約90%削減 |
どちらも外の制作会社や社内の開発部門に頼らず、担当の部署がサイトを作って直せる体制にした点が共通しています。
中小企業でも同じことが言えます。当社のサイト(macminol.com)もStudioで作っていて、料金表の書き換えやブログの更新を社内で画面を開いて行っています。
Studioでできること
コードを書かずにデザインを作れる
Studioでは文字・画像・ボタンなどの箱を画面に置き、大きさや色、余白を右側の欄で整えてページを作ります。HTMLやCSSを書く場面はありません。
パソコン・タブレット・スマートフォンの画面幅ごとに見た目を調整できるので、スマホで見たときに崩れないサイトを作れます。
サーバーの準備や保守が要らない
作ったサイトは[公開]のボタンでStudioのサーバーに公開されます。サーバーの契約・SSL(通信の暗号化)の設定・本体の更新はStudio側が行います。
2026年7月からはすべてのプランで月間の訪問者数の上限が無くなり、アクセスが増えてもプランを上げる必要が無くなりました。
お知らせやブログをCMSで更新できる
StudioにはCMS(記事やお知らせを入力欄に書いて増やしていく機能)があり、お知らせ・ブログ・実績・スタッフ紹介などを、ページのデザインを触らずに追加できます。
当社のブログもStudioのCMSで書いていて、記事を足すとトップページと一覧に自動で並びます。
検索向けの設定と問い合わせフォーム
ページごとのタイトルと説明文、SNSで共有したときの画像(OGP)、画像の代替テキストなど、検索向けの基本の設定は画面から入力できます。問い合わせのフォームもノーコードで置けて、回答はCSVで書き出せます。
Studioのメリット
メリット | 中身 |
|---|---|
社内で直せる | 公開されるページと同じ見た目の画面で、文字や画像をクリックして直せる |
保守の手間が無い | サーバー・SSL・本体の更新をStudio側が行う |
デザインの自由度が高い | テンプレートを使わずに1から組める。画面幅ごとに見た目を調整できる |
公開までが早い | サーバーの準備やコーディングの工程が無い |
日本語で使える | 日本の会社のサービスで、画面・ヘルプ・サポートが日本語 |
特に効いてくるのが「社内で直せる」ことです。営業時間や料金、お知らせのように変わる情報を、制作会社に頼まず当日のうちに直せると、古い情報が載ったままになる失敗を防げます。
Studioのデメリット
デメリット | 中身 |
|---|---|
無料プランでは独自ドメインが使えない | 独自ドメインはMini(2ページまで)から。会社のホームページならPersonal(年払いで月1,190円)からが現実的 |
ブログのページ送りが無い | 記事の一覧を「1・2・3…」と分ける機能が無い。[もっと見る]ボタンなどで代わりにする |
サイト内でデータを動かす機能は無い | 会員のログイン・決済・予約の管理は外部のサービスと組み合わせる |
データを書き出せない | 他のツールへ移るときはデザインとページを作り直す。フォームの回答はCSVで書き出せる |
会員サイトやネットショップのように、サイトの中で機能を動かすことが中心なら、WordPressや専用のサービスと比べてから決めます。2つの違いは「StudioとWordPressの違いを比較」で詳しくまとめています。
Studioの評判
Studioの公式サイトに載っている導入企業の声は、更新が早くなった・制作の工数が減ったという内容が多く載っています。
当社の制作でも、文字の差し替えやお知らせの追加のように頻度の高い更新は、Studioの画面で社内の担当者が直せる作りにしています。
一方で細かな動きや機能を足そうとするとStudioの機能の範囲に収まらないことがあり、そこは外部のサービスやカスタムコードで補います。作りたいサイトの機能を先に書き出し、Studioで足りるかを制作の前に確かめておきます。
Studioの料金
2026年10月時点の公式サイトの料金は次のとおりです(年払いの月額。月払いは割高になります)。
プラン | 月額(年払い) | ページ数 | CMSの公開アイテム数 | 主な違い |
|---|---|---|---|---|
Free | 無料 | 50ページ | 100件 | 独自ドメインは使えない |
Mini | 590円 | 2ページ(+404ページ) | 100件 | 独自ドメイン・Googleアナリティクスの連携 |
Personal | 1,190円 | 150ページ | 1,000件 | サイト全体のパスワード制限 |
Business | 3,980円 | 300ページ | 5,000件 | リダイレクト・API連携1件 |
Business Plus | 9,980円 | 300ページ | 15,000件 | API連携の無制限・優先サポート |
会社のホームページでお知らせやブログを更新していくなら、ページ数とCMSの件数からPersonalかBusinessを選ぶことが多くなります。

会社のホームページをStudioで作るかの判断の目安
次の状況に当てはまるほど、Studioで作ったときの良さが出ます。
料金・メニュー・お知らせなど、変わる情報を社内の担当者が自分で直したい
サーバーやプラグインの更新を担当できる人が社内にいない
会社案内・サービス紹介・採用・ブログが中心で、会員機能や決済は要らない
デザインにこだわったサイトを、制作の工程を減らして早く公開したい
反対に会員のログインや決済をサイトの中で動かしたい場合や、記事を数百本規模で増やしてカテゴリごとのページ送りが欠かせない場合は、WordPressと比べてから決めます。
よくある質問
Studioは無料で使えますか?
無料のFreeプランで作って公開できます。ただし独自ドメインでの公開とGoogleアナリティクスの連携は有料プランからなので、会社のホームページならページ数とCMSの件数からPersonal(年払いで月1,190円)以上が前提になります。
Studioのユーザー数や実績は?
2026年7月の発表でユーザー数は90万人を超え、東京商工リサーチの調べ(2025年12月末時点)で「ノーコードCMS 国内利用数No.1」とされています。東急株式会社やオムロン株式会社など、大手企業の導入事例も公式サイトに載っています。
Studioで作ったサイトはSEOに不利ですか?
不利ではありません。ページごとのタイトル・説明文・画像の代替テキストなど、検索向けの基本の設定は画面から入力できます。検索で上がるかは調べた人の疑問に答える中身と更新の続け方で決まります。
Studioで作ったホームページは社内で更新できますか?
できます。公開されるページと同じ見た目の画面で文字や画像を直し、[公開]を押せば反映されます。お知らせやブログはCMSの入力欄に書くだけで一覧に並びます。
制作を制作会社に頼むこともできますか?
できます。Studioの公式サイトには制作を相談できる「Studio Experts」の一覧もあります。当社のNOL-WEBでもStudioでの制作から公開後の更新・運用までお引き受けしています。
Studioでのホームページ制作をNOL-WEBで相談する
MacminolのNOL-WEBはStudioで制作したホームページを、公開後も月額で更新・運用するサービスです。
制作の前に目的と見る人を一緒に決め、原稿からデザイン・実装・公開までを定額で進めます。公開後は月1回のレポートとミーティングで数字を見ながら、次に直す所を決めます。
Studioで作るかどうかを決める段階からご相談いただけます。
この記事を書いた人
Macminol株式会社 代表
松下 和樹
兵庫県明石市で中小企業のホームページ制作、LINE公式アカウントの構築と運用、AI導入支援を手がける。請求書の発行や会議の記録など自社の業務の多くをAIに任せて回し、その運用の決まりをもとにお客様のAI導入を支援している。
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